真庭の方より相続についてのご相談
2023年09月04日
Q:相続財産の調査中ですが、銀行通帳が見つかりません。司法書士の先生どうしたらよいでしょうか。(真庭)
先日、真庭に住む父が亡くなりました。真庭市内での葬儀場で葬儀を執り行い、今は相続手続きを進めている段階です。相続人は母と私と弟の三人になります。相続人を確定することができ、相続財産を調査しているのですが父名義の銀行通帳が見つかりません。生前、父の退職金が入っている通帳があり手をつけていないという話を聞いていたのですが、その通帳やカードが見当たらないのです。どこの銀行かは聞いていなかったため、直接銀行に問合せもできず困っています。相続人であれば、銀行の通帳が手元になくても調べることができるのでしょうか?司法書士の先生教えてください。(真庭)
A:相続人であることの証明として戸籍謄本を用意し、銀行へ残高証明を取り寄せましょう。
まず、被相続人が遺言書を遺されていないか確認しましょう。亡くなった方の銀行通帳や財産に関する情報をすべて遺族が把握している方が稀ですので、遺言書がない場合でもどこかにメモ等がないか確認しましょう。遺言書や終活ノート、メモ等もない場合には次のような方法で探してみましょう。
銀行の通帳やキャッシュカードが見当たらない場合には銀行からの郵送物やカレンダー、タオル等の粗品から銀行のものがあれば、直接その銀行に問合せます。これらの手掛かりになるものもない場合には、真庭のご自宅や会社周辺の銀行に直接問い合わせをしてみます。銀行へ被相続人の情報を請求する際には相続人であることを証明する戸籍謄本の提出が必要になりますので、事前に取得しておくとよいでしょう。相続人であることが証明できれば、銀行に対して故人の口座の有無や残高証明、取引履歴などの情報開示を求めることができます。
遺言書がない場合の相続では、相続人の調査や財産の調査など手間のかかる手続きも多く、不慣れですと思った以上に時間がかかってしまうケースもあります。ご自身での手続きや調査が難しいという場合には、相続の専門家に早めにご相談されることをおすすめいたします。
津山・岡山相続遺言相談室では、真庭周辺地域にお住まいの皆様から相続手続きに関するたくさんのご相談をいただいております。
相続手続きは慣れない方にとっては複雑な内容となり、多くの時間を要する手続きになるかと思われます。津山・岡山相続遺言相談室では真庭の皆様のご相談に対し、最後まで丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。また、津山・岡山相続遺言相談室では真庭の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が、初回のご相談を無料にてお伺いしております。
真庭で相続手続きができる司法書士および事務所をお探しの皆様にお目にかかれる日をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。